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本:ほんとうの味方のつくりかた(松浦弥太郎さん)あなたに本当の味方はいますか?

ほんとうの味方のつくりかた(松浦弥太郎さん)2014年発行

 

 「味方 つくりかた」「味方 いない」「味方 ほしい」などのワードで、ネットを検索したことありませんか?

 

ほんとうの味方のつくりかた (単行本)

ほんとうの味方のつくりかた (単行本)

 

 

 わたし、あります。(^^;)

 

 一人の力では解決することが困難なことや、大きめの物事に対処しようとするときに、味方が必要だと痛感することが多々あります。

 

 基本的に、フェアでない方法には抵抗があるので(これが甘いのかもしれません・・。いい子ぶっているというわけではないのですが、自分の良心の大きな壁があります)、どうやって前向きに、前向きな賛同者を集めていこうか・・ということもあります。

 

 さて、先日読んだ、松浦弥太郎さんの本「しごとのきほん くらしのきほん100」がとても良かったので、松浦さんが考える「味方」や「味方のつくりかた」はどのようなものだろうと思いまして、「ほんとうの味方のつくりかた」を読んでみました。

 

partire.hatenablog.com

 

 松浦さんは「はじめに」で、自分にとっての大切な若い友達に向けて書きます、自分が見てきたなかで、何事もスマートに、バランスよく、確実に「前進」という結果を出す人たちを観察すると「味方」というものがキーワードになり、あなたの夢を実現するために「この人を助けよう」と思ってもらえる「味方」をつくることが大切です、と書かれています。

 

 そのとおりに全体にわかりやすく、あたたかく、やさしい言葉で「ほんとうの味方のつくりかた」が書かれています。

 

 

 この本を読むまで、「味方」というのは外側にあるもので、人間であるとしか考えたことがありませんでしたが、松浦さんがこの本のなかで提唱する味方は、「内側の味方」と「外側の味方」でした。

 

「内側の味方」

 

 ある程度は、自分がすでに持っていたり、コントロールできたりするものです。

 

 「健康」(これは先天的なものや、環境による病があれば少し違うと思いましたが、松浦さんも、それぞれの健やかさがあればよいとのことです。管理が必要という意味ですね。)「身だしなみ」「マナー」「お金」など、全部で9つ挙げられています。

 

 これらの、自分の持っているものを最高の味方にするために、なぜこの9つが重要か、どのようにしたらよいかを詳しく書かれています。

 

 そして本を読むことについて、「一冊の本とは、一人の人間であると考えています。」とありました。例えば、松浦さんは、著者の村上春樹さんの話を聞こうという気持ちで村上春樹さんの本を読んでいるとのことです。

 

 わたしもまさにそう考えていまして、松浦弥太郎さんがどんなふうに考えてきたのか、考えているのか、話を聞きたい、教えてもらいたいと思って本を読んでいたので、なんだかうれしかったです。

 

 自分の場合は読書をすることで現実逃避する傾向もあるので、現実の生活に落とし込むことをしなければならないんですが・・(^^;)

 

 

ほんとうの味方のつくりかた (単行本)

 

 

「外側の味方」

 

 「家族」、「友人」、「社内の人・同僚」など、自分以外の「人間たち」です。

 

 自分の味方になってもらうために(そういった損得勘定だけではなく、自発的にしたいと思うことも多いと思いますが)、大切な彼らのために何をしたらよいかのアドバイスが書かれています。

 

 興味深いところで、外側の味方の中に「顔の見えないオーディエンス」がありました。

 

 いわゆるツイッターfacebook、ブログなどのSNSですね。

 

 自分を必要としてくれる人がどこにいるかは誰にもわからないし、自分の何を必要としてくれるか、何が人の役に立てるかはやってみないとわからないので、大いに利用するべき、定期的に発信し続けるべきだとあります。

 

 やってみなければわからないというのは、このブログをスタートしてからの半年間、いろいろ実体験を持って感じたことでした。

 

 この言葉にさらなる勇気をもらって、ブログでの発信を続けていきたいと思います。(^^)

 

 

 そして「外側の味方」に、「敵」がありました。

 

 だいたいが敵が言っていることは、正しいので認めろと。

 

 そうですよね、自分の至らない面や嫌な面をストレートに映してくるのが、「敵」なのかもしれないですよね。

 

 それをちゃんと受け止めて、自分のことを見なおしたり、改めていったほうがよいということですね。

 

「運・不運」についての話も

 

 松浦さんは自分の持っている力を100とすると、そのうち能力・実力がだいたい60%、運が40%と思っているとのことです。

 

 運が40%というのは、かなり大きな比率ですよね。

 

 運には、幸運・不運があり、わたしたちは日々あらゆる面でどちらかを使っているので、バランスをとる必要があり、どちらかに寄っている時の心構えについてのアドバイスがあります。

 

 これだけ成功している人が言うことですし、確かにそうだなと思える場面がわたしにもあり・・・参考にしていきたいと思います。

 

さいごに・・・

  

 今回読んだ「ほんとうの味方のつくりかた」は、松浦弥太郎さんの本「しごとのきほん くらしのきほん100」を読んだとき、人間というものを深く理解されている松浦さんご自身に興味を持ち、コンタクトを取りたいと思って、その前に松浦さんの他の著書も読んでおこうと手に取った本でした。

 

 そうしたら、この「ほんとうの味方のつくりかた」の中に、「あらゆる種類の手紙をたくさんいただきますが、必ずそれに返事を書きます」とありました。

 

 そのような方だろうと感じておりましたが、必ずということと、この本にそのことが書かれていたことに、「運」を感じましたヨ~(^^)

 

 もう少し松浦さんの他の本も読んでから、手紙を書こうかと本気で思っています。

 

 ただ、返事は「パソコンでなく手書きです。」とありましたので、こちらも手書きでないと失礼ですよね。

 

 手書きはまったく自信がないというか、はずかしいくらいですが、気持ちが伝わると思いますからガンバりたいと思います!!

 

 

*** 「ほんとうの味方のつくりかた」の表紙の絵のアイスクリームが、わたしの今年の夏の強い味方にそっくりでした!! ***

 

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