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ターナー展は全作品ターナー!版画の技法の勉強や色鉛筆画やぬり絵の参考に!少し混雑してました

新宿の「ターナー 風景の詩」@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に行ってきました!!

 

turner2018.com

 

会期は7月1日までで、残すところあと2週間になりました!!

 

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中のターナー展

 

<目次> 

 

展覧会開催概要。なんと、100%ターナー!!

100%ターナーという広告のキャッチコピーのとおり、日本初出品を含む全作品が、イギリス風景画の巨匠、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)のものという豪華な展覧会です。展示作品は、主に自然の風景を描いた水彩、油彩、版画の作品で約120点です。

会期

4月24日(火)~7月1日(日)
※月曜日休館 (ただし4月30日は開館、翌5月1日も開館)

開館時間

10:00~18:00(ただし5月9日(水)、16日(水)、6月26日(火)~30日(土)は19:00まで)

※入館は閉館30分前まで

会場 

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階 

アクセス

新宿西口より徒歩5分

観覧料、前売券情報

一 般:1,300円(1,100円)( )内は20名以上の団体料金および前売料金
大・高校生:900円(700円)※学生証を提示
65歳以上:1,100円 ※年齢のわかる物を提示
中学生以下:無料 ※生徒手帳を提示

身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳を提示の本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方は本人のみ無料。

出展:展覧会概要 | ターナー展 2018|京都・東京・郡山

 

構成

4つの章の「地誌的風景画」「海景‐海洋国家に生きて」「イタリア‐古代への憧れ」「山岳‐あらたな景観美をさがして」で、ターナー独特の光や空気感に包まれた作品が紹介されています。

 

混雑具合

会期終了まで、あと2週間に迫ったためか、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催されるいつもの企画展より混雑していた印象です。人が多いので、思ったようにスムーズには観れませんでした。昨日の土曜日の午後14:30くらいに入り、企画展会場最後にある常設のゴッホのひまわりや、セザンヌゴーギャンの絵もじっくり観たところ、会場を出るまでに2時間半くらいかかりました。

 

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館の常設のゴッホの「ひまわり」

 

 (美術館のフロアがある、損保ジャパン日本興亜本社ビルの42階に展示されている、撮影OKなゴッホの《ひまわり》のレプリカです)

 

音声ガイド

ナレーターは声優の窪田等さんで、約20分で540円です。

音声ガイドのサンプルを公式HPで試聴することが出来ます。

図録・音声ガイド・グッズ | ターナー展 2018|京都・東京・郡山

 

声が落ち着いていて良かったと思います。

間の取り方が少し長めのところがあって、その絵の説明は終わったなと思ったら、続いた、ということがたびたびありました。

絵を見ればだいたいわかるような、単なる外観の説明はあまり要らなかったと思います。

各作品に付いている解説文と、ガイドが重複しているところが多めでした。展示されていた版画にはたくさんの技法が使われていたので、それについての解説が多く欲しかったです。

少し厳しめの評価になってしまいました。m(__)m

 

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館のターナー展のフォトスポット「風景の詩」


(美術館のフロアがある、損保ジャパン日本興亜本社ビルの42階に設置されていたフォトスポットです!)

 

見どころと感想

とても有名な大傑作という作品は無かったのかもしれませんが、なんといっても100点を超える展示作品が、全てターナーのものというのがとても素晴らしかったと思いました。会場が混雑していたのは、そのためもあったかもしれませんね。以下は個人的な感想です。

 

・展覧会のチケットにも使われている、油彩画の《ソマーヒルトンブリッジ》は、視点が手前からだんだんと丘の上の建物に上がって行くように描かれているとのことで、遠近法がとても興味深かったです。

 

・版画や、絵の描き方における色々な技法が紹介されていて勉強になりました。版画のエッチングやエングレービング等の、作品の仕上がりの差が興味深かったです。

 

・勉強不足でターナーに版画の作品が多かったことを知りませんでした。彫りの工程を担当していた技師に、ターナーがクレームを出すほど仕上がりにこだわっていただけあって、とても精緻で素晴らしい作品が多かったです。油彩画や水彩画とは違う魅力を持った作品がありました。

 

・ヴィニェットという、本の挿絵の作品が、小さかったですが色鉛筆と水彩が使われていて色や世界観がとてもファンタジックで美しかったです。色鉛筆画やぬり絵等をする時のお手本にしたいと思いました。原本を手に入れるのは難しいですが、展覧会で絵をしっかり目に焼き付けられればと思いました。

 

7月7日から郡山市美術館に巡回

新宿での展示の終了後は、展覧会は郡山市美術館に巡回します。今回のターナー展には郡山市美術館の所蔵作品も多かったです。

 

ターナーのヌードの作品が横浜美術館のヌード展で展示中

 

横浜美術館で6月24日まで開催中のヌード展で、ターナーの描いたヌードの作品を観ることが出来ます。

 

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