ヌード展の感想@横浜美術館。ロダンの大理石彫刻「接吻」日本初公開!!コレクション展にも同時入場可能!!
横浜美術館で開催中のヌード展(NUDE)ー英国テート・コレクションより。ロダンの「接吻」を観てきました。
どストレートな企画展名に当初は行くのを躊躇
初めてこの企画展が始まることを知った時に、企画展名があまりにストレートなのでギョッとしてしまい、これは行かないかな~と思っていました。
わざわざ人にどこどこの美術展に行ったとかは話さないかもしれないですが、学校や会社での世間話の時に「ヌード展に行ったんですヨ〜!意外と良かったですヨ!!」なんて他の企画展に行った時のように軽いノリでは話せないですよね。。重たく話してもそれはそれでどうかって感じもあるし。。
この記事にもこのブログで使っているシステムの「はてなブログ」のスターやブックマークは付けにくいかもしれないから、ほとんど付かないだろうなぁと思いますが、自分の備忘録としてアップしておきます!
ロダンの大理石彫刻「接吻」日本初公開!!
企画展の存在を知ってしばらくしてから、ロダンの大理石彫刻の「接吻」が日本初公開の貴重な機会と知りました。
そして、会期が6月までなら梅雨の時の屋外での写真撮影等に行けない時にでも行ってみようとチケットを入手しました。
そんなわけで梅雨の時に行くつもりでしたが、港の見える丘公園で真夏のような暑さの中、バラの写真を撮影してバテた後に、場所が近くだからなんとかついでに行ってしまおうと横浜美術館に足を伸ばしました。
横浜美術館の建築は素晴らしい!!
今回の企画展で初めて訪れた横浜美術館は、建物の建築がとても立派で感動しました。
美術館前には親子連れがたくさんいて、市民の憩いの場という感じで賑わっていました。
写真は港の見える丘公園のバラ園ではCANON EOS KISS X2で撮影しましたが、力尽きてしまったので美術館は手軽にiPhoneで撮影しています。
美術館に入り、展示室に向かうと、さすがに子供はいないものの、老若男女のご夫婦、カップル、自分のような男性や女性のお一人様が来ていました。
そういえば子供は入場しようと思えば入れるのですよね・・?映画のようにR指定とかはないですよね、美術館には。?
美術館には時々行ってはいるものの、恥ずかしながら美術史や画家のことについて深い知識が無いんです。いつもほとんど事前の情報もなく訪れて、自分が綺麗だなとか、好きだなとか思う作品を見て印象を受け止めているだけなのです。
今回の展示はイギリスのテート美術館のコレクションで、そのキュレーションも洗練されているとのことで、美術に造詣が深い方にはとてもツボな展示のようでした。
ロダンの大理石彫刻「接吻」
これが唯一写真撮影可能だったロダンの《接吻》です。
ど素人の私にも照明が工夫されていることが分かりました。暗闇に白く浮かび上がるギリシア大理石の像、質感がとても美しかったです。
重さは約3.5トンとのことです。イギリスから日本への運搬やこの美術館への設置作業も大変そうですよね。。
ロダンの《接吻》というタイトルの作品は、このギリシア産大理石の他にも北欧等に2つの作品があり、ギリシア産でないそれらはまた違う質感になっているそうです。
この《接吻》は部屋の中央に置かれていて、四方八方から作品を眺めることが出来てこれは良かったです。
男性の背中の筋肉の感じとか、手や指の造作も観察することが出来ました。
変わったところでは、今新宿で企画展が開催されている風景画の巨匠のターナーの絵がありました。ターナーの名誉を守るためとかの理由で関係者がヌード関連の絵を処分したらしいのですが、近年それらが見つかってきて研究が進んでいるとのことでした。
(ターナー展はまだ行っていないです。風景画を撮影する時の構図の参考になりそうですね。)
展示は絵画だけでなく写真もありました
印象に残った作品のひとつに、最後の展示室の服を着ないで立って赤ちゃんを抱いた三人の女性の写真がありました。それぞれ出産1時間後、1日後、1週間後(たしか・・。10日後ではなかったはず)とのことでした。
ええっ、出産一時間後に立てるんだ?!と驚きでした。自分には、どの女性がどの時間が経過したものなのかもわかりませんでした。
近くにいた女性二人組も「ええっ!?、すごっ!!でも、どれがどれだろう〜!?」と話していて、やはりどの女性が出産後どれくらい後なのかはわからなかったようです。女性の強さ等を表現した作品とのことでした。
展示を一通り観て、ロダンの作品がとても素晴らしかったなと思いました。
ただ、自分の好みとしては、服を着ていないヌードよりも、服を着ている人間の絵画の方が好きだなぁと改めて感じました。
人は一糸纏わない姿よりも、その人自身が好きな服を着た姿の方が、よりその人らしさが表れていて好きです。
SNS発信用のセットがありました!
横浜美術館にはヌード展のSNS等への発信向けのセットがありました。絵画は《プシュケの水浴》です。この絵はとても上品な感じで美しかったです。
自撮りはやったことが無いし、相方がいなかったので自分の撮影はしませんでしたが、薄いレースのベールが用意されていて水浴のポーズを決めて写真を撮るようです。
ヌード展のチケットで横浜美術館コレクション展にも入場可能
企画展のチケットで、横浜美術館コレクション展にも入ることが出来ました。
奈良美智さんの大作です。
奈良美智さんの絵画の実物を初めて観ました。
「春少女」とのことです。
目の色が左右で違ってキラキラして綺麗でした。
鏑木清方の遊女。
先日、東京芸術大学大学美術館で作品を鑑賞した鏑木清方の作品もありました。
「遊女」という作品です。
しっとりとして美しかったです。好みの絵でした。
松井冬子さんの「世界中の子と友達になれる」にビックリ!!
最後に不思議な絵のご紹介を。
雰囲気ある絵だなぁ〜と思って、松井冬子さんの作品を観ていました。
作品名を確認したら、「世界中の子と友達になれる」とありました。
絵のタイトルの真意がわからず、どういう意味だろうと絵に近づいてみると。。
なんと、藤の花の先端が、花ではなくて蜂・ハチなんです!!
それもたくさん!!
ええ〜っ!!とビックリでした。
絵をよく観ると、この女の子の指先や手首と肘の中間くらいにある藤の先端も蜂になっていました。
世界中の子ってこの蜂たちのことでしょうか?
藤の花と熊蜂(クマバチ・クマンバチ)ってだいたいセットな感じですよね。。
藤の花の写真を撮ろうとしていると、たいてい大きなクマンバチがぶ〜んとやってきます。。
この絵はクマンバチではないみたいですけど、この子たちと仲良くなれたらと思います!
そうしたら藤の花の写真を、蜂に警戒せずに落ち着いて撮影できそうです。(*^^*)
ヌード展の会期は6月24日まで!!
ヌード展と横浜美術館コレクション展の会期は6月24日までです。
横浜美術館は建物が綺麗で、静かで居心地が良くてとても気に入りました。
ヌード展の次はモネ展でしたが、これは名古屋市美術館で観ましたので、またこの後の機会に訪れたいと思います。
<美術館・絵画・アートについての情報があります>
ブログ村テーマ
美術館、博物館、ミュージアム
ミュージアムでの写真
世界の美術館巡り
ミュージアム・美術館・博物館・展覧会
企画展示 展示会 イベント情報
ぐるっとパスでいこう
絵画、絵
「アート」が好き
絵画
巨匠の作品
ランキング参加中です。クリックして断捨離を励ましていただけたら嬉しいです。(*^^*)
メルカリでブラウン管テレビを売りました!家電の大物の断捨離は「大型らくらくメルカリ便」が便利!!
メルカリの断捨離でブラウン管テレビを売った話
<目次>
断捨離でメルカリを利用しています。
わが家で不要になったものの、まだ状態が良くて使えるものはメルカリを使って手放すことが多いです。
先日は、ようやくブラウン管テレビを売ることが出来ました!!
以前ビデオテープの断捨離の記事を書いた時に、まだそんなのを持っているのかというような反響をいただきましたが、わが家にはブラウン管テレビもあったのです〜!
地上波アナログ放送が終了した後も数年は、契約しているケーブルテレビのコードを使ってブラウン管テレビ観ることが出来ていました。
いよいよケーブルテレビを使っても観れなくなってからは、ビデオデッキに繋いで昔録画したビデオを整理したり(!)図書館で借りたビデオテープ(DVDやBlu-rayの形態での販売が無い古い作品でした)を観たりしていました。
わが家にあったブラウン管テレビです。
(iPhoneで撮影した画像を、PORTRAというアプリで水彩画風に加工しています。)
画面がフラットタイプで、発売当時のSonyの最高技術のトリニトロン(Trinitron) でした!!
自分が一人暮らしを始めた時に、その時の予算はオーバーしたのですが、デザインが洗練されているのでこのテレビに決めて買いました。物を買う時のこのクセは今でも変わりません。。(^^;)
自分の部屋に入れるものはデザインの美しさにこだわっていたので、なかなか一人暮らしの家電や家具の購入が終わらず、親に「まだ家財揃わないの〜」と少しあきれられた思い出がよみがえるテレビです。
自分でいうのもなんなのですが物持ちがとても良いです。
このテレビも外観にキズ等は無く、ビデオに繋ぐと映像は綺麗に見え、音も問題が無かったので、所有していた年数の割にはかなり良い状態でした。
メルカリで時々評価を下げられる原因になる臭い問題も、わが家には喫煙者無し(購入される前に購入者から家族の喫煙者の有無を質問されました。子供用オモチャや、衣類、漫画や本に煙草臭がついていて取引相手としての評価を下げられているケースを見かけます)、ペット無し(これは臭いだけでなくアレルギーで気にされる方もいます)、香水やアロマ無し、柔軟剤無しの生活を送っているので強い臭い等も付いていることはなかったと思います。
大きいしリサイクル料金がかかるしで処分に困ったブラウン管テレビ
ブラウン管テレビは、自分達が運ぶには重くて大きく、処分するのも大変だったので廃棄等をつい先延ばしにしていました。
そうは言っても、そもそもあまりテレビ自体を観ないし、部屋の中で大きな存在感を出してドスッと鎮座しているブラウン管テレビを、なんとか処分したいと思っていました。
ブラウン管テレビはゲーム愛好家の方に需要があった!!
ネットで調べてみたところ、ブラウン管のテレビは液晶テレビとは違って、ゲームの速い動きの動画がブレずに綺麗に見れるとのことで、ゲーム愛好家の皆さんに需要があることがわかりました。
そこでメルカリで売ってみようと思いました。
メルカリでは大きな家電製品を売る時に「大型らくらくメルカリ便」を利用可能!!全額補償あり、梱包や設置等をやってもらえる!!
「大型らくらくメルカリ便」のメリット
メルカリではヤマトホームコンビニエンスとメルカリが共同で提供する「大型らくらくメルカリ便」というサービスを利用できます。
売ったものの梱包・搬出・配送・搬入・開梱設置・資材回収を全てヤマトさんのスタッフの方が対応してくださるのです!
配送時にトラブルがあった場合には全額補償もしていただけます。
メルカリアプリのガイドの通りにiPhoneを操作して、搬出のスケジュールもスムーズに決まりました。
大物の搬出にはスケジューリングに数日かかるだろうと思っていたのですが、購入していただいた日の翌々日に搬出日を設定できました。
「大型らくらくメルカリ便」利用時の注意点
・匿名での取引は不可
通常はメルカリで「メルカリ便」を利用する時にはお互い匿名で取引ができますが、「大型らくらくメルカリ便」ではこの匿名配送が出来ず、お互いに実名での取引になります。
・配送料は4320円からで高め。オーバー分は購入者の負担になる
配送料についても注意が必要で、200サイズで4320円からと、けしてお安くはありません。発送場所から配送先に距離がある場合は、その追加料金を購入者が支払う必要があるので、売りたいものを購入していただく際に、そのことについて購入希望者とコメントでコメントでやり取りがある場合があります。
しかもこの金額を購入者に負担していただくことになるので、メルカリで売る際の価格が高めになってしまいますが、自分たちで梱包や集荷に来てもらうために玄関までテレビを運ぶことをしないで済むので、とても楽でした。
利益は数百円だったもののリサイクル料不要、購入者に喜んでもらえて大満足!!
今回ブラウン管テレビは売れましたが、付けた値段の大部分が送料となりました。メルカリに手数料も引かれるため、利益としては数百円でした。
でも、テレビを処分する際にかかるリサイクル税や、自分達の労力を考えればメルカリを使ってブラウン管テレビを手放して本当に良かったです!
しかも購入してくださった方には、とても喜ばれたので、それが一番嬉しかったです!
(無事にお譲り先の方に喜んで受け取っていただけたトリニトロン♪)
メルカリでは、家電製品は思ったより売れます。
新品でなくても掃除機やキッチン家電や美容関係家電が割と売買があり、冷蔵庫や洗濯機等の「大型らくらくメルカリ便」が必要なものも売買があります。
これからも、断捨離でメルカリを利用していきます。
断捨離には、メルカリの利用がお勧めです♪
メルカリを断捨離に使うようになって、ライフスタイルが変わってしまったこと等によって、状態の良いものを手放すことへの心の葛藤が少なくなりました。
自分が使わなくなったものを、これからも使っていただける方にお譲りできるシステムは素晴らしいと思っています。
メルカリをこれから始める方向けに招待コードがありますので、メルカリデビューをされる方はぜひ使ってみてください♪
会員登録する時に、招待コードを入力すると、300ポイント(300円分です)がもらえます。
招待コード: CKKURG
メルカリURL : https://www.mercari.com/jp/
招待コードを使っていただいた方とわたしにポイントが入りますが、お互いが誰かがわかることはありません。
また、メルカリのまわし者でもゴザイマセンので・・☆
これからも、断捨離とメルカリを楽しく続けられたらと思います。(*^^*)
<皆さんのメルカリの使い方が参考になります!>
ランキング参加中です。クリックして断捨離を励ましていただけたら嬉しいです。(*^^*)
ルドルフ2世の驚異の世界展の感想@佐川美術館 竹中工務店設計の建築も美しい!!
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展を佐川美術館で観てきました!!
滋賀県の琵琶湖のほとりに佇む佐川美術館
(建物だけの写真がなかったので、家族をネコで隠しています)
四国方面への旅行の帰りに、滋賀県にある佐川美術館に行って「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」を観てきました。
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 | 佐川美術館
佐川美術館の建築の美しさに感動!!
佐川美術館は、佐川急便株式会社の創業40周年記念事業の一環として、 1998年3月に開館したものだそうです。佐川美術館の「佐川」が佐川急便さんの「佐川」だと知ってとても驚きでした。
竹中工務店の設計という佐川美術館の建築が、それはそれはモダンで美しくて感動しました。
(図面は佐川美術館のHPから引用しました)
佐川美術館のHPによると、この建物は次の賞を受賞しているとのことです。
主な受賞歴
建築の賞は詳しい知識がないのですが、グッドデザイン賞だけは知っていまして、納得の受賞だなと思いました。
この日はあいにくの雨だったのですが、美術館を取り囲む水庭に雨が打つその光景は、晴れの日よりも風情があるのではと思うくらいにとても印象的でした。
(この写真と一番上の写真はルミックスDMC-GM1と中望遠レンズで、その他はiPhoneで撮影しています)
佐川美術館は平山郁夫・佐藤忠良・楽吉左衛門の作品を常設展示
佐川美術館は日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の樂吉左衞門の作品を所蔵していて常設展示しています。
この常設展には企画展のチケットで入場可能でした。
特に5月27日までの「平山郁夫 シルクロードの景色」が良かったです。展示している作品の量も十分で素晴らしかったと思います。
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展
旅行の途中で佐川美術館に行くことを決めるまで知らなかったのですが、「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」は渋谷の東急Bunkamuraで今年の1月6日から3月11日まで開催していたのですね!!
その時期は、平昌五輪での羽生結弦選手の二連覇がどうなるかと、それに絡む渡韓の事しか考えていなかったので全然知りませんでした。。
偉大なるコレクターの神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の部屋
この企画展は、美術は素人の自分にもとてもわかりやすい構成で、多くの素晴らしく興味深い作品が展示されていて楽しめました。
神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世は、1583年に首都をウィーンからプラハに移し、希代の収集家として、独自のセンスで世界各地から優れた人物や芸術作品や科学機器、動物や植物等を宮廷に集め、当時のヨーロッパの芸術文化の一大拠点にしたとのことです。
(展覧会のチラシより。下3枚の絵も同様)
17世紀に流行した、こういった珍しいものを集めた「驚異の部屋」の中でも、ルドルフ二世のものは最も豊かで有名だったとのことです。
展示ではルドルフ二世がプラハでコレクションを展開したことによってプラハの方たちが受けた恩恵等を紹介する分かりやすい動画もありました。
ルドルフ二世が寵愛した宮廷画家のジュゼッペ・アルチンボルドやルーラント・サーフェリー、ヤン・ブリューゲルの絵が素晴らしかった!!
なんといっても秀逸だったのはアルチンボルドの《ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》でした。
宮廷画家を引退して帰郷したアルチンボルドが、皇帝に贈ったルドルフ二世の肖像画で果実と季節の移ろいを司るローマ神、ウェルトゥムヌスとして皇帝を描いたもので、怪しく謎めいた皇帝の人物像を、四季を掌握する力を持つ神として描き出した傑作と言われているとのことです。
昨年、上野の国立西洋美術館で開催されたアルチンボルド展が記憶に新しいですが(ブログに書いていなかったようです!!)、印刷物やパソコンで観るものと違って、アルチンボルドの絵って、実物の色使いがとても調和がとれていてシックなんですよね。。
今回のこの絵も、植物や果物等で肖像画を描いたアルチンボルドの集大成という貫録のある素晴らしいもので感動しました。
ルーラント・サーフェリーの動物や植物等の絵も可愛らしかったです。きっと様々な種類の動物がルドルフ二世の「脅威の部屋」にいたんだろうなぁと想像出来ました。
こちらもブリューゲル展でいくつか作品を観たヤン・ブリューゲル(父)の花瓶に活けたたくさんの絵もおなじみですが大好きな絵のシリーズです。
音声ガイドは俳優の安田 顕さん
俳優の安田顕さんの音声ガイドでは、天文学者ガリレオ・ガリレイの弟が作曲した曲も聞くことができました。
ミュージアムカフェSAMのルドルフ2世の驚異の世界展 期間限定デザートセットのパラチンキセットをいただきました
佐川美術館内にとても素敵なミュージアムカフェSAMがあり、今回の展覧会にコラボした期間限定のパラチンキセットをいただきました。
チェコの伝統的なおやつだというパラチンキは、少し厚めのもちもちしたクレープという感じのシンプルで素朴なもので美味しかったです。
カフェからの眺めも最高でした♪
カフェを外側から眺めたところもオシャレなんですヨ~!!
ルドルフ2世の驚異の世界展の会期は5月27日まで!
佐川美術館でのルドルフ2世の驚異の世界展の会期は5月27日までです。あと10日くらいしかありませんので、行かれる予定の方はどうぞお見逃しなく♪
(アメリカ人の映画監督であり現代美術作家のフィリップ・ハースがアルチンボルドの《四季》シリーズ「春」にインスパイアされて造った作品です。こちらは実物の撮影OKでした)
佐川美術館、建物も素晴らしいですし、スタッフの皆さんも全体的にとても親切で良心的で居心地が良かったです。
また行きたいと思う素敵な美術館でした!!
<美術館・絵画・アートについての情報があります>
ブログ村テーマ
美術館、博物館、ミュージアム
ミュージアムでの写真
世界の美術館巡り
ミュージアム・美術館・博物館・展覧会
企画展示 展示会 イベント情報
ぐるっとパスでいこう
絵画、絵
「アート」が好き
絵画
巨匠の作品
ランキング参加中です。クリックして断捨離を励ましていただけたら嬉しいです。(*^^*)
40周年記念のプリンスアイスワールド横浜公演 5/5 AM
フィギュアスケートのアイスショーの40周年記念プリンスアイスワールドの横浜公演に行ってきました
プリンスアイスワールド(PIW)40周年おめでとう!!
このブログのフィギュアスケートの記事はあまり読まれないんですけど、備忘録としてアップします!
ここ数日間、4月に開催された羽生結弦選手の凱旋公演、Continue with WingsがCSで放送されて盛り上がっていました!!
羽生結弦選手は出演しませんでしたが、GWの5/5にフィギュアスケートのアイスショーのプリンスアイスワールド(PIW)の横浜公演の午前開催の回に行ってきました。
(記事の写真はiPhone撮影です)
メインに応援している羽生選手は出場しないものの、平昌五輪で銀メダルを獲得した、小さな頃から活躍を知っている宇野昌磨選手や、引退しても独創的なプログラムで観客を感動させている町田樹さん、彼女が高校時代からアスリートとしての成長を見守ってきた安藤美姫ちゃんらが出場するので楽しみにしていました。
当日は真夏日で、会場外に並んでいる時に汗をかいてしまい、かなり寒い印象があるKOSE新横浜スケートセンターでこの汗が冷えたらどうしよう・・と心配になりましたが、なんとか風邪など引かずに大丈夫でした。
会場に入ると、出場者宛に届けられたたくさんのお祝いのお花が飾られていました。
(横浜で前半に出場していた樋口新葉選手への花も)
中には伊藤みどりさんからのお花もありました。
安藤美姫ちゃんと宇野昌磨選手へのお花。お二人のサイン。美姫ちゃんからはメッセージも。
須本光希選手と本郷理華選手へのお花。こちらもサインあり。
宇野昌磨選手宛には平昌五輪のフリーのプログラムのトゥーランドットの青い衣装のイメージなのか、青い花がいくつか届けられていてすごいなぁと思いました。青い花は珍しいので高額だったりするので。。
この写真には写っていませんが、青い胡蝶蘭が使われたものもありました。
プリンスアイスワールドに今まで出場してきた、たくさんのスケーターたちの写真が全面にたくさんあったボードには。
浅田真央ちゃん。
まだ少女ですネ~!!
皇帝、エフゲニア・プルシェンコ。
今もアイスショーで活躍してくれていて嬉しい。(*^^*)
そして羽生結弦選手。
皆若かったり子供らしかったりして、懐かしかったです。
久しぶりに観たプリンスアイスワールドは、スケーターのレベルが上がっていた!!
十数年ぶりに観たプリンスアイスワールドは、プリンスアイスワールドチームや出演者のスケーターのレベルが全体に上がっていて楽しめました。
そうですよね・・浅田真央選手が登場したり荒川静香さんがトリノ五輪で金メダルを取った時期くらいから、たくさんの日本人スケーターが海外で大きな活躍をするようになって日本のスケート業界も盛り上がってきたと思います。
安藤美姫ちゃんはやはり華やかだったし、髪の毛を金髪にした山本大介選手の演技も彼らしくて良かったです。
驚いたのは村上佳菜子ちゃん。メレンゲの気持ち等のバラエティ番組でおもしろい顔をしたり、おちゃらけたりもしていますが、演技や彼女自身がぐっと大人になっていてビックリしました。衣装もブラックで雰囲気がありました。
宇野昌磨選手はジャズの新プログラムをお披露目してくれました。
そしてなんといっても町田樹さんの8分間のボレロは見応えがありました。
出場者の中で一番多くジャンプを跳んでいたし、そのジャンプや演技にキレがあってそのプロ根性に驚愕しました。大学院の勉強が大変でしょうに、スケートの練習もきっちりやっているのですね。。本当に素晴らしいです。スタンディングオベーションも町田さんの時が一番多かったです。私も立って拍手を贈りました。
プリンスアイスワールドのお約束の出演者との「ふれあいタイム」では、リンクサイドまで行って出場者にプレゼントやお花を渡したり、写真を撮ることが出来ます。
今回の私の席はS席で、ふれあいタイムに参加出来るのはSS席以上からだったため、自分の席から落ち着いて、CANON EOS KISS X2と中望遠レンズで出場者の写真を撮っていました。
ふれあいタイム開始時にはリンクサイドに向かってファンが押し寄せるため、ちょっとした混乱とまではいかないかもしれないけれども押されたりもするので、鈍くさい自分の場合は、今回は遠くから写真を撮っているので良かったかなと思いました。
以前は羽生結弦選手もこのプリンスアイスワールドに出場して、ふれあいタイムでファンとコミュニケーションを取っていたのです。
ものすごい人気者になってしまった今では、羽生選手にはふれあいタイムは到底ムリですね。。会場が大パニックになること必至かと思います。。世界中からファンが来るのでそもそもチケット入手も出来なくなりますけどね。。
今回も各出場者は丁寧にリンクサイドのファンの所を回ってくれて、ふれあっている方たちがうらやましかったです。
雰囲気としてはこんな感じです。
久しぶりのプリンスアイスワールド、とても楽しめました。
さて、もうしばらく後に、羽生結弦選手の出場が決まったアイスショーにも行ってきます!
フィギュアスケート情報
フィギュアスケート
羽生結弦
浅田真央
世界フィギュアスケート選手権
冬季オリンピック
フィギュアスケート☆グランプリシリーズ
フィギュアスケート・チームJAPAN
ランキング参加中です。クリックして断捨離を励ましていただけたら嬉しいです。(*^^*)
日本スペイン外交関係樹立150周年記念 プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光@国立西洋美術館
国立西洋美術館のプラド美術館展でベラスケスやルーベンスの絵を観てきました!!
<目次>
今回で開催5回目のプラド美術館展は大規模なもの
ブラド美術館展は今まで2002、2006、2011、2015年の計4回開催されていて、5回めの今回は、ディエゴ・ベラスケスと17世紀絵画のコレクションを網羅的に紹介する大規模な内容とのことでした。
スペインのマドリードにあるプラド美術館には、10数年前にマドリードを旅行した際に観光のひとつとして訪れたことがありました。
当時は絵画に強い興味はありませんでしたが、個人旅行だったのでかなりの時間を使って鑑賞出来たため、今でも良く覚えている絵画が数点あります。
(ゴヤの着衣のマハなどが印象的でした。プラド美術館展ではこの絵の展示はありません)
国立西洋美術館で2月からベラスケスの絵が目玉となるプラド美術館の企画展が始まると知った時には、プラド美術館には行ったことがあるし・・と企画展に行くことは見合わせていました。
でも、プラド美術館展のチケットにもなっている馬に乗ったこの王子の絵の広告が、上野公園の入口にある国立西洋美術館の前にど~んと展示されているのを良く見かけまして。。(写真を撮りそこねました!!)
上野にある他の美術館等に行く時にこの前を通り過ぎるたび気になったのと、この絵を観た記憶はもう既に無くなっていたので観に行ってみることにしました。
ベラスケスの傑作7点の展示が最大の見どころ
プラド美術館にあるベラスケスの絵で最も有名なのは、このラス・メニーナスという絵だと思います。
今回のプラド美術館展ではこの絵の展示はありませんでしたが、ベラスケスの作品計7点はそれぞれがとても貫禄があり素晴らしかったです。
なかでも、上に画像を紹介した《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》が秀逸でした。
実物は王太子の衣装の袖やストールというのでしょうか、風になびいている布等に使われている金色の表現等がとても繊細で美しくて感動しました。
そして空の色も、大きな馬を簡単そうに乗りこなしている凛々しい王太子の姿にも見とれてしまいました。
この王太子、バルタサール・カルロスはベラスケスを宮廷画家として庇護していたフェリペ4世の長男で、王位を継ぐはずだったそうですが16歳で夭逝したとのことなのです。こんなに素敵な男子だったのに、切ないです・・
(企画展のチラシより。王太子バルタサールのお父上のフェリペ4世。しゃくれた顎は、ハプスブルク家の顔の特徴だとか)
ルーベンスやエル・グレコ、ティツィアーノの絵も
ルーベンスやエルグレコ、ティツィアーノ等の巨匠の作品や、ブリューゲル展でいくつか作品を観たばかりのヤン・ブリューゲル等の作品もあって楽しめました。
展覧会のチラシより、ルーベンスの《聖アンナのいる聖家族》です。生き生きとしたマリアが素敵でした。
こちらもチラシより、ティツィアーノの《音楽にくつろぐヴィーナス》です。
なんだか個人的に不自然なシーンだと思ったのか、マドリードのプラド美術館で観たことが記憶に残っていて当時のことを思い出しました。
音声ガイドは及川光博さん
展覧会公式HPで、プラド美術館展公式プレゼンターを務めるミッチー出演の動画がとても良く出来ていてわかりやすかったです。
会期は5月27日まで!
プラド美術館展はわりと長めにやっている印象でしたが、いよいよ今月中に終わってしまいます。行かれる予定の方はお見逃しなく♪
<美術館・絵画・アートについての情報があります>
ブログ村テーマ
美術館、博物館、ミュージアム
ミュージアムでの写真
世界の美術館巡り
ミュージアム・美術館・博物館・展覧会
企画展示 展示会 イベント情報
ぐるっとパスでいこう
絵画、絵
「アート」が好き
絵画
巨匠の作品
ランキング参加中です。クリックして断捨離を励ましていただけたら嬉しいです。(*^^*)