本:生きていてよかった(相田みつをさん) & 美術館:相田みつを美術館
生きていてよかった(相田みつをさん)
持っている本です。
十数年前に出席した友達の結婚式で、彼女が、「尊敬する人は「相田みつを」さん、座右の銘としている言葉は「一生勉強 一生青春」です」と紹介したことに影響を受け、美しく聡明な彼女がそう言うのなら、わたしも読んでみようかな・・・とミーハーな気持ちで購入した本です。(^^:)
買った時にパラパラとみて、深いなぁと思いましたが、繰り返し読み返すことはありませんでした。
しかも、数年前に、この本を買うきっかけとなった彼女にそのエピソードを話すと、「そうだっけ?わたしもミーハーだから覚えてないや~(笑)」と。。
こちらも笑ってしまいました。(^^)
ミニマリストを目指しているので、手放そうかなと思っていた本でした。
昨年、その意思を、決定的にする出来事がありました。
有楽町にある、相田みつを美術館を訪ねて・・・
= 相田みつを美術館 Mitsuo Aida Museum =
展示を見て、涙が止まらなかったんです。
今まで、持っているこの本で、相田みつをさんのことは、わかったようなつもりになっていたのですが、生身の相田みつをさんが書いた書は、この、ただの印刷物とはまったく違っていました。
魂に響くものでした・・・。
相田みつをさんが書かれた書も、モノクロだから、印刷物とはあまり変わらないだろうと高をくくっていたのです。。。
有名画家の絵画の色が、印刷物だとまったく違う色味のものになってしまうのとは事情が異なり、変わらないだろうと思っていました。
これからは相田みつをさんに会いたいときには、有楽町に行こうと思いました
本物に触れるチャンス、ここ湘南から有楽町に行くのは難しくないので、相田みつをさんに励ましてもらいたいときには、相田みつを美術館に行き、この本は手放そうと思います。
いろいろなもの・・・、やはり一度は実物を見ておくものだと思った出来事でした。