岡田美術館の若冲と蕪村展!足湯も気持ち良いけど入館料はお高め♪
岡田美術館の若冲と蕪村展
この週末には、会期が12月18日までと迫った、「若冲と蕪村展」を観るために、箱根の小涌谷にある岡田美術館に行ってきました。
箱根湯本から小涌谷までの、箱根旧街道ドライブ中の車中から眺める、オレンジやイエローの紅葉が美しくて感動しました。(^^)
今年の箱根の紅葉は、例年より美しいように感じました。
今回の若冲と蕪村展の大きな目玉は、なんといっても伊藤若冲の「孔雀鳳凰図」です!!
鳳凰の鮮やかな赤や青、孔雀の羽の細かい筆致など、目を見張るものがありました。
皆さん単眼鏡でじっくりご覧になっていて、わたしも欲しいなぁと思いましたネ。久しぶりの物欲です。(^^)
春い開催された、上野の東京都美術館の「生誕300年記念 若冲展」では、ものすごく長い行列が出来て大混雑だったようですね。
わかります・・・素晴らしいですよね!!!!!
上野の展示には行けませんでしたが、観ておきたかったです。
こちらでは午後から展示を観ましたが、お客さんが比較的年輩の方が多く、人数も激混みとまではいかず、閉館間際などはゆっくりゆったり鑑賞を楽しむことが出来ました。
尾形光琳の屏風なども、さすがの華やかさ、美しさで感動しました。
壺や皿などの陶器等の所蔵品の展示も多く、じっくり説明を読みながら鑑賞すると、とても時間がかかります。
わたしは、一日がかりで観たい内容だと思いました。
岡田美術館は設立3周年とのことで、とても綺麗な美術館で、庭園もあり、渓流沿いの散策も楽しめます。
美術館入園者は、美術館正面の壁画の縦12メートル、横30メートルの、福井江太郎氏作「風・刻(かぜ・とき)」「風神・雷神」を観ながら、源泉かけながしの足湯を無料で楽しむことができます。(入園者以外は入湯料500円です)
あたたかいお汁粉や、コーヒー、ビールなどをオーダーし、鑑賞の合間、後に疲れをとりリラックスできる、ほのぼのスポットでした。
この写真は、足湯をしながら雷神を撮影したものです。
こちらは、日が暮れて、美術館を後にする時、風神のほうから撮影したものです。
今年の夏は暑さが厳しく、ほとんど引きこもりで皆さんのブログを楽しむ毎日でしたが、秋になって涼しくなったら動きやすくなり、気になっていた美術展のいくつかを楽しむことが出来ました。
唯一、12月4日に終わってしまった山種美術館の日本画家・速水御舟「炎舞」が展示される「開館50周年記念特別展」を観に行けなかったのが心残りですが、また次の機会を楽しみにしたいと思います。
<この秋に行った美術展です>