デトロイト美術館展&世界遺産・国立西洋美術館!!東京上野の紅葉と芸術の秋を味わう♪
紅葉の上野でル・コルビュジエ世界遺産建築や美術館巡り!!芸術の秋を味わってきました♪
先週末に、とよた真帆さん・村上香住子さんのトークショーに行く前に、デトロイト美術館展@上野の森美術館と、国立西洋美術館の常設展に行ってきました。
紅葉の季節だし、この日は国立西洋美術館の常設展が鑑賞料金無料の日(※)のため、ル・コルビュジエ の世界遺産建築の見学目当てでかなりの人出ではないかと思いましたが、どちらもしばらく待てば絵画のほぼ正面で鑑賞できるくらいの混雑程度で助かりました。
※国立西洋美術館の常設展は、毎月第二、第四土曜日は無料で鑑賞可能です。
以前行った、上野のフェルメール展はものすごく混んでいてぎゅうぎゅうで、絵も遠目になんとか観る感じでじっくりと鑑賞することができなかったので、今回は拍子抜けするくらいでホッとしました。。
デトロイト美術館展@上野の森美術館♪
最初の写真は、上野駅に到着後、上野の森美術館の建物内に入ってる前に一枚だけ撮った写真です。
紅葉した木々のイエローがとても綺麗でした!!
ゴッホの麦わら帽子のイエローと呼応している感じですよネ♪
そしてデトロイト美術館展は、とても素晴らしかったです!!
鈴木京香さんナレーションの音声ガイドを借りて、じっくり絵画を観てまわりました。
今回は52作品と、それほど多くはないですが、素敵な絵画がたくさんありました。
どれも鮮やかな色が綺麗なんですよね。
美術館の入口に入ってすぐの右の壁に、撮影してもよいレプリカがありましたので撮ってみました。
<左:セザンヌのサント・ヴィクトワール山、右:ゴッホのオワーズ川の岸辺、オーヴェールにて>
右側のボートがいくつか描かれたゴッホの絵は、ピストル自殺をする数週間前に完成した絵とのことです。 ゴッホはこの時どのような苦悩を抱え、どんなことを思っていたのでしょうね。。このような素晴らしい作品を後世に遺したゴッホ。その人間性にとても興味があります。
マティスの明るい絵です。自分の家に飾るなら、このような明るく鮮やかな色が使われた、幸せな雰囲気がする絵がよいなと思います。
<モネのグラジオラス>
いろいろな花咲く庭を観に行くことが好きななので、このような植物たちの光と影の対比の景色はどこかで見た記憶があるように思います。やはり明るい雰囲気の絵で好きです。(^^)
レプリカはよく出来てはいるのですが、所詮はレプリカで、本物の絵とは色などが全然違い・・・
鑑賞した絵画の最終的な印象がレプリカの色になってしまうと残念かもと思い、最初にレプリカを観てから、本物を鑑賞してデトロイト美術館展を後にしました。
世界遺産・ル・コルビュジエ建築の国立西洋美術館♪
この写真は、常設展を観終わった後に撮影したのでだいぶ暗くなってしまいました。
デトロイト美術館展を観た後に、すでにランチの時間帯になっていたので、すぐに国立西洋美術館内のレストランに向かったために、外観を撮ることができなかったんです。
先にデトロイト美術館展を観終わって、夫が列に並んでいてくれた国立西洋美術館のレストラン「すいれん」でランチをいただきました。
ここから眺める西洋美術館の中庭が、それはもう素晴らしくて息を呑みました!!
自分のテーブルから撮影した写真です。
このタイルなど、まるでこの季節にこの木々がこの色になることを計算して造られたかのようです。。。
(楕円の光は、レストランの窓のガラスに映りこんだ照明です)
美しすぎる・・・!!!!!
ひさびさに目の瞳孔が全開になった気が!!!!!
ものすごく感動して、幸せでした!!!!!
ちなみにレストラン「すいれん」では、肉、魚、パスタなど様々な種類のランチがいただけます。
スイーツも美味しそうなケーキがありましたヨ。(^^)
長い距離をぐるぐると歩くことになる美術鑑賞には体力が必要(!!)なので、元気を出そうとサーロインステーキをいただきました。
ランチを終えて鑑賞した常設展も、素晴らしかったです!!
まずなんといっても、ル・コルビュジエ の世界遺産建築ですよね。
ニュースになった時にテレビで何度も観ましたが、自分の目で観ることが出来てうれしかったです。
建築について詳しく知りたいので、いつかは、美術館員さんの館内解説ツアーがある時に訪れたいです。
展示作品は、新館の19世紀・20世紀の部屋にあった、モネ、マネ、ルノワールなどが好みでした。
ここでギュスターヴ・モローの「牢獄のサロメ」を観れたのもよかったです。
ギュスターヴ・モローは「化粧(けわい・Toilet《トワレ》, 上の画像です)」がとても美しく精密に描かれていて大好きなのですが、所蔵しているブリジストン美術館が改装で休館中なので残念なんです。早く麗しい姿を観たいです~!!
夕暮れの陽射しに焼かれているかのような感じがしました・・
地獄の門の向かって右にオープンエアの喫煙コーナーがあるため、煙草の煙で具合がわるくなってしまうわたしは間近で直接観ることは叶わず、風向きに警戒しながら望遠で撮影して鑑賞です。。
同じ理由でエミール=アントワーヌ・ブールデル・弓をひくヘラクレスも遠くから撮影です。
カレーの市民の辺りも煙草の煙が来ているのことで、喫煙者が見えないときにサッと撮影。
考える人だけは、喫煙所から距離があったために、構図を少し考えながら(笑)撮影する余裕がありました。
でも今見ると、後ろの木が孔雀の羽みたいでしょうか。?
二つの美術館内にいる間に、あっという間に日没間近になってしまいました。
正面に見えている建物は、東京国立博物館です。
屋台が出ていて賑やかでした。
紅葉が綺麗だなと思いつつも、さすがに疲れてしまって引き続き歩き回って写真撮影することはできず、スターバックスでコーヒーと糖分を補給しました。
屋外の席からスタバの注文の行列越しに撮影した上野の紅葉です。
綺麗に紅葉してました!!
観ることができて良かったです!!(^^)
いつものブラックコーヒーと、チョコチップスコーンです。
スタバの紙カップは、すっかりクリスマスバージョンですネ♪
・・・疲れた時はコーヒーや甘いものが欲しくなりますが、カフェインや糖質の制限をしていると、徐々にこれらがなくても大丈夫になるって本当でしょうか。??
カフェインもスイーツも中毒になっているな~と思うので、制限したほうがいいかのな?と思っています。
それにしても、上野良かったです!!
芸術を堪能できた、充実した秋の一日でした。
(スタバの席からの眺めです)
<この後に行った村上香住子さん・とよた真帆さんのトークショーの記事です>
<10月に観に行った東山魁夷展の記事です>