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観た映画:終戦のエンペラー(マッカーサーと昭和天皇の会談がクライマックス!!)

今週のお題「映画の夏」

 

終戦のエンペラー(2012年公開)

 

 公開当時に映画館で観ました。

 

 映像がとても美しく、脚本も素晴らしい映画だと思いました。

  

終戦のエンペラー [DVD]

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 終戦直後の8月30日に、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーが厚木基地に降り立ち、9月27日に昭和天皇と会談するまでが描かれています。

 

 物語の軸は、その間に、マッカーサーから10日間で天皇戦争責任の有無を突き止めることを命じられた、主人公のボナー・フェラーズ准将が彼の結論にたどり着くまでの過程です。

 

 上記のようなおおまかな史実に、ボナー・フェラーズと美しい日本女性との恋愛や、その女性の叔父の大将とのコミュニケーションなどのフィクションが加えられています。

 

 主人公ボナー・フェラーズを演じるマシュー・フォックスの、善良で誠実そうな演技にとても好感がもてました。

 

 また、ボナー・フェラーズが終戦の5年前に日本に滞在していた時の、恋人役の初音映莉子さんも長身細身の清楚な外見で、同じく長身のマシュー・フォックスとの恋愛を美しく演じていたと思います。

 

 そしてクライマックスは、マッカーサー昭和天皇の会談。

 

 昭和天皇の言葉に涙がワッと出てしまい、止まりませんでした。。

 

 この時代の日本人にとっての昭和天皇という存在はどのようなものだったのかを、うかがい知ることができる映画だと思います。

 

 また、ハリウッドの映画などにありがちな、他国が描くおかしな日本といったところもなく、日本人の心象などをとても丁寧に表現していると思いました。

 

 西田敏行さん、桃井かおりさん、夏八木勲さんを始めとする日本人俳優たちの演技もよかったです。

 

 マッカーサー役のトミー・リー・ジョーンズは、缶コーヒーのBOSSのCMの宇宙人役がハマリすぎていて、どうしてもそれと重なってしまいましたが・・・(^^;)

 

 

終戦のエンペラー (字幕版)

 

 

 こちらは読んでいませんが原作本です。

 

終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし (集英社文庫)

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 8月8日の、昭和天皇のご子息(この書き方でよいでしょうか・・)でいらっしゃる、天皇陛下のおことばとあわせて考えると、さらに感慨深く思ってしまう映画です・・・。

 

 

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