花が好き!!

花・写真・本・映画・暮らし・ファッション・思ったことなど綴っています♪

終戦記念日に観たい映画。ネタバレ無し。おじいちゃんや中学校の先生を思い出す日

終戦記念日で思い出すこと

 

 自分の祖父は二人とも、戦時中に戦争に行き、生還しました。

 

 戦争の話を少し聞いたのは、母方の祖父からでした。

 

 本人が、もしかしたらあまり話したくなかったかもしれないのと、自分と同居ではなかったので、あまり詳しく聞くことはありませんでしたが、話してくれた内容はよく覚えています。

 

 中学の先生は、戦争を語ることに使命感を持っていた人で、授業の時に戦争の悲惨さを私たち生徒によく話してくれました。

 

 先生はわたしの父も生徒として受け持っていたことがあり、かなりお世話になっていたようです。

 

 今思えば、自分も教師になって、先生がずっと語っていきたかったことを引き継げばよかったかも・・・とも思います。

 

 先生も父も喜んでくれたことでしょう。

 

 タラレバを言ってもしかたないデスが。。

 

 

 終戦記念日に観たい映画

 

 今までブログに書いてきた、戦争に関する映画をピックアップして紹介したいと思います。

 

 

終戦のエンペラー

 

 美しく抒情的な映画です。 終戦直後の8月30日に、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサー厚木基地に降り立ち、9月27日に昭和天皇と会談するまでが描かれています。マッカーサーに命じられたアメリカ人の主人公が、戦時中の日本人にとっての昭和天皇という存在がどのようなものであるのかを追っていきます。クライマックスはマッカーサー昭和天皇の会談で、自分は大号泣してしまいました。

 

 

この世界の片隅に

 

partire.hatenablog.com

 

  昨年話題になった、こうの史代さんの漫画が原作のアニメ映画です。封切当初はミニシアター系の映画として上映されており、公開館数は少なかったものの、口コミ等で人気が出て、公開館数がじわじわと増えていきました。原爆投下時の呉が舞台です。戦争で物資が少なくなっていく中で、目の前のことを工夫しながらひたむきに生きる主人公の姿に胸を打たれます。 

 

 

・永遠の0(ゼロ)

 

partire.hatenablog.com

 

 小説も大ヒットした、百田尚樹さん原作の映画です。ジャニーズのアイドルグループ V6の岡田准一さん主演の、特攻隊員たちの物語です。小説の方は読んでいないので、映画だけの感想ですが、ちょっと浅かったと思ってしまいました。特攻隊の教員を演じる岡田准一さんが、少し薄っぺらい感じがした(ファンの方ごめんなさい!!昔は好きだったんですヨ)のと、教え子に命を捨てないように教え諭す台詞の内容が、自分には共感出来るものではありませんでした。とはいうものの、当時大ヒットしてかなり話題になっていたので、ここに挙げてみました。 

 

 

・小さいおうち

 

partire.hatenablog.com

 

 戦前、戦時中、戦後、現代が描かれた物語です。黒木華さんが演じる、住み込みのお手伝いさんが奉公する、東京の赤い三角屋根のモダンな「小さいおうち」の女主人と、その家族や周りの人たちの物語です。黒木華ちゃんも良かったけれど、なんといっても女主人役の松たか子さんあってこその映画だと思いました。ストーリーは、なぜ?と思うところがありましたが、小説の方にはもう少し詳しく書いてあるようです。

 

 

シンドラーのリスト

 

partire.hatenablog.com

 

 言わずと知れた、スティーブン・スピルバーグ監督の名作です。日本が舞台ではなく、第二次世界大戦時中のナチス・ドイツのホロ・コーストを描いていますが、とても素晴らしい作品だと思うのでここに書いておきたいと思いました。アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞美術賞、作曲賞の7部門で受賞しています。

 人間の、善と悪、人の命を助けようとする尊い心や、その反対に人をまるで虫けらのように淡々と殺していく冷酷さや残虐性など、人間の本質の両面をとてもリアルに描写していると思います。

 ジョン・ウィリアムズ作曲のテーマソングが美しく、物哀しく、心をえぐるような感じがします。ソチオリンピックでフィギュア・スカート団体戦金メダル獲得に貢献したユリア・リプニツカヤが、このシーズンはこの曲でフリー・スケーティングを演じていて、衣装も演技も情感も何もかも素晴らしかったです。

 

partire.hatenablog.com

 

 

 最後に、今年観たこの映画を紹介します。

 

夕凪の街 桜の国(2007年公開)

 

 「この世界の片隅に」の、こうの史代さんの漫画が原作です。原子爆弾被爆した人や、その関係者の物語です。自分には、観ているのがたいへんキツい映画でした。原子爆弾の投下による悲劇は人災だということを、決して忘れてはならないと思いました。麻生久美子さん演じる主人公が、「アメリカ人の兵隊は、日本人の私なんかが命を落とすことなんてどうでもいいと思っているんや」というような内容のことを、二回くらい言っていたと思います。

 

 国籍や人種や職業に関わらず、人の人体や心を傷つけることについて、その事の重要さが、想像されていないと思わずにいられない出来事が多すぎる、今、この現実の世界だと思っています。

 

 目の前にいる人や、目の前にいなくても、その先にいる命がある人の心や身体の痛みを想像すれば、たいがいのことで判断を誤ることは無くなるのではないでしょうか。

 

 人の命や、心や身体の健やかさにたいして、優先するものは無いと思っています。

 

 

    今日も、この世界の真の平和を祈りたいです。

 

 

 

<映画好きな皆さんが発する映画情報はこちらです♪>

ブログ村テーマ
最新映画情報

外国映画、洋画

日本映画、邦画

アニメーション映画

映画が好きなんだよ

映画の感想

ナンデモ映画 

映画批評

お題「最近見た映画」

ランキング参加中です。クリックして断捨離を励ましていただけたら嬉しいです。(*^^*)

にほんブログ村 その他生活ブログ 断捨離へ follow us in feedly