レオナルド × ミケランジェロ展@三菱一号館美術館♪
レオナルド ダ ビンチとミケランジェロ展に行ってきました!!
7月11日から、ミケランジェロの未完の作、「字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)」が展示されるとのことで、これを待って行ってきました。
レオナルド×ミケランジェロ展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
(この記事の写真はiPhoneで撮影しています。作品は、このイエス・キリストの彫刻のみ撮影OKでした)
素描(ディゼーニョ)を中心に、レオナルド・ダ・ビンチとミケランジェロ・ブオナローティのルネサンスの二大巨匠の作品を見比べるという今回の展示会
ダ・ピンチとミケランジェロの二人ともが、画家にとって素描することが重要であるという内容の言葉を遺していて、やはりそうなのだなぁと思いました。
まず、絵が上手くなるには、とにもかくにもデッサンなのだと・・・
もう遅いかもしれないけれど、良いお手本を見ながらデッサンしたいと思いました・・
上のボードは、左がダ・ビンチ作の「最も美しい」素描とされる、《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》で、左がミケランジェロ作の《〈レダと白鳥〉の頭部のための習作》で、それぞれを大きくしたものです。
本物はどちらも、とても美しかったです。
展示作品が素描が多いため、とても華やか、という雰囲気ではないのですが、それぞれの絵の細かい筆致を見ていると、この二人の巨匠の存在をなんだか近くに感じることが出来ました。
シュッシュ、シュッシュと描いてたんだな、ここは擦ってたんだろうかとか、鉛筆の音や息遣いが聞こえてくるような・・
ミケランジェロの、小さめの作品ですが蝋で創られた彫刻の習作も良かったです。
ミケランジェロは人体を研究するために、人の皮を剥いで確認したとのことで、それだけ正確に描写しようと努めたのだと感嘆しました。
素描は、ぜひ単眼鏡で観ると良いかと思います!!
ふつうに見ただけではわからない、細かなタッチを確認することが出来ます。
わたしが持っている単眼鏡は、ビクセンのマルチモノキュラー4X12です。
だいたい7千円くらいで、小さいし、首から下げるためのヒモもついていて、とても使いやすいと思っています。
これを使って、ダ・ビンチ作の《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》の女性のまぶたに入っている、白いハイライトなどを確認することが出来ました。
展示室を巡る間に通る、中庭が見える窓辺からの写真♪
ここの中庭がとてもステキで、気に入っています♪
7月ですが、まだバラが少し咲いていました。
この窓辺には、椅子が置いてあるので座って休憩することが出来ます。
最後の展示室にある、ミケランジェロの「十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)
未完の作とのことです。
一番上の写真だとわかりやすいかもしれませんが、向かって右の頬に、ヒビが入ったので、ミケランジェロはそこから先を創るのをあきらめたようです。
ミケランジェロの表現するイエス・キリストは筋肉質で逞しいですよね。
システィーナ礼拝堂の、「最後の審判」の壁画のキリストも然り。。
それにしても、イエス・キリストの作品を見ると、芸術作品というより、どうしてもイエス・キリストとして見てしまいます・・
尋ねたいことや、教えてほしいことが、たくさんあるのですが・・
わたしはキリスト教徒ではないのですが。
やはり、沈黙なのでしょうか・・と思ってしまうんです・・
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