初めてのボリショイバレエ鑑賞で感動しました!!
ボリショイバレエを初めて観てきました♪
昨日は、将棋の藤井聡太四段の連勝記録が、とうとうストップしてしまいましたね!!
ほぼ一日中、対局をテレビで観ていました。
個人的にとても残念です。
そしてこれからも、藤井四段にがんばってもらいたいです。(*^^*)
さて、6月のことになりますが、ボリショイ・バレエを東京文化会館で観てきました。
今までバレエは、映画の「Shall we ダンス?」に主役として出演していた草刈民代さんが現役の時に3回くらい、他には熊川哲也さん率いるK-バレエ カンパニーを3回くらい観ただけでした。
今回のボリショイバレエは、最初、チケットが高い!!と思ってしまいました・・・。
夢中になっている、フィギュアスケートよりもチケットが高いので、鑑賞は当初、躊躇しました。
でも、よく思うのは・・・
美術や芸術は、一流を早く観ておくべきだということです。
時間も有限なのだから、一流でないものを数回観るより、一流のものを一回観た方がよいと思いました。
今までも、その道での大家の数人が、一流を知って、そこから降りていった方がいい、と言っているのを聞いたり読んだりしましたので、そうしようと思いました。
しかも、ボリショイバレエは本場ロシアで観ることを考えたら、渡航費用等を考えると、東京で観ることが出来るのは、コスパは悪くないんですよね。
日本での公演より、ロシアのボリショイバレエの公演の方がチケットが高い?ということを聞いたりもします。
東京文化会館に着くと、出演者の道化役のアレクサンドル・スモリャニノフでなく、ゲオルギー・グーセフが出演するとの掲示が出ていました。
さて、バレエの知識は、恥ずかしながら全然ないのです。
ですので、技術的な感想はまるで書けまセン・・。
絵や他のものもそうだけれど、理屈ではなく、美しいと思うものをそのまま受け止めています。
ボリショイ・バレエは、とても美しくて素晴らしかったです!!
衣装や、舞台の美術・・・
そして、なんといってもまず、人間が美しい!!!!!
男性のバレエダンサーの立ち姿など、彫刻のようでビックリでした。
セミョーン・チュージン、繊細な美しさがありました!!!!!
本当に、ため息が出るような。。
そして、道化役のゲオルギー・グーセフも、キレキレの演技が素晴らしくて!!!!
均整のとれた身体も美しいと思いました。
二幕目のクライマックスで涙が・・・!!!!
驚いたことに、二幕の最後のクライマックスで、感動して泣いてしまいました。
もう、理屈でなく・・・
ただ、ただ、涙があふれて流れて、主役たちが舞っているのを観ているうちに幕が下りました。
泣いてしまった自分にビックリでした。
まさか、バレエで泣いてしまうとは思いもよらず・・。
手にハンカチなどを用意していなかったので、クライマックスにバッグのファスナーを開ける音をたててしまったら、周りの人の迷惑になるだろうと思いハンカチは取り出さず、手で涙をぬぐっていました。
クライマックスの瞬間に思ったのは、
「この世に人間として生まれてきたのだから」
「他の動物には無く、人間にしかない、愛や善や美しさを大切にして生きていきたい。」
ということでした。
現実世界はとても厳しくて、揺れ動くことが多く、なかなか上手くはいきません。
でも、つまるところ、人は自分の良心と闘って生きているものなんじゃないかと、この時思いました。
白い白鳥のオデットと、黒い白鳥のオディールの踊りを観ていて、人間のライト・サイドやダーク・サイドのことを考えたりして、人間ってこういうものだ、おもしろいなと思ったり・・・。
時々このような美しいもので衝撃を受けて、自分を正すというか、ニュートラルに戻すというか、そういうことがとても大切なことなんじゃないかと思いました。
なんと男性の主役が二幕から変わっていました!!
カーテンコールが終わって、会場からロビーに出ると、男性の主役のセミョーン・チュージンが、第二幕からウラディスラフ・ラントラートフに変わっていたことを、掲示を見て知りました。
休憩の後に二幕目が始まる時、幕が上がるのが15分くらい遅れたので、何かあったのだろうかと思いましたが、主役の交代は、はっきりとはわかりませんでした。
舞台から席が遠かったし、なんとなく王子の線が太くなったような感じがしましたが、まさかそんなことになっているとは思いもよりませんでした。
興行も長丁場になったりすると、こういうこともあるのですね。
チュージンには、くれぐれもお大事に、早くよくなってもらえたらと思いました。
<6月12日出演者>
オデット&オディール:オルガ・スミルノワ
ジークフリート:セミョーン・チュージン
(第1幕)/ウラディスラフ・ラントラートフ(第2幕)
悪魔ロットバルト:イーゴリ・ツヴィルコ
※ジークフリート役のセミョーン・チュージンは体調不良のため、第2幕からウラディスラフ・ラントラートフが代わって出演。
指揮:パーヴェル・ソローキン
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