映画:ミュンヘン(1972年ミュンヘン五輪でのアスリート11名が殺害された、実話に基づいたスティーヴン・スピルバーグ製作・監督の作品です)
今週のお題「映画の夏」
映画:ミュンヘン(2005年公開)
現在リオデジャネイロで開催されている、スポーツの祭典であるオリンピック。
今から役40数年前には、この映画のような悲劇がありました。
テロや戦争映画は苦手なのですが、実話なので観ておこうと思い、数年前にDVDで視聴しました。
製作・監督はスティーブン・スピルバーグ。
1972年9月5日に、当時の西ドイツのミュンヘンで、パレスチナ武装組織「黒い九月」により、イスラエルのアスリート11名が殺され、イスラエル政府の秘密部隊が報復のために「黒い九月」のメンバーを暗殺していくストーリーです。
その秘密部隊のメンバーである主人公は、暗殺を訓練された心身ともに強い人間ではなく、人を殺していくなかで味わう苦悩などを描いたもので、とにかく重く、暗く、観終わったあとに、救いようがない・・・という感じでグッタリしてしまいました。
主人公は「トロイ」のヘクトル役エリック・バナで、この暗くて哀しい役をうまく演じており、感情移入してしまいました。
他に、ダニエル・クレイグも出演しています。
オリンピック期間の明るく華やかなときに観るものではないかもしれませんが、このようなこともあったということを、忘れてはならないと思っています。。