ミラクルエッシャー展@上野の森美術館は混雑で入場規制や行列も!超クールな作品がかっこよかった!
ミラクルエッシャー展@上野の森美術館に行ってきました!!
超クール!!素晴らしかったのひとこと!!
「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で有名なオランダを代表する版画家のマウリッツ・コルネリス・エッシャ-(1898-1972)は今年が生誕120年。
イスラエル博物館からの選りすぐりの約150点の作品は感動ものでした!!
<目次>
展覧会開催概要
詳細は公式ホームページをご参照ください。
今日から毎週土曜日が20時まで開館時間が延長されます。
美術館は夜は比較的混雑が緩くなるので、予定を合わせられれば良いのではと思います。
混雑具合
土日は激混みで入場規制があり、会場外まで行列が出来ています。
6月16日の土曜日に行った時には、10時の開場直後では50分待ちでした。
行列のこの位置まで並びましたが(行列に立っている所から撮影したものです)、入場規制があると、会場内に入っても混雑していてゆっくり見れないだろうと思い、入場を諦めて再訪することにしました。
この日は、昼過ぎには20分待ちになっていました。
昨日の金曜日の13時半ごろ再訪すると、待ち時間無しで入れました。
ロッカーはほぼいっぱいで一つだけ空いていたのを使うことができました。ロッカーは建物の外にあり、中にはありません。
列に並ばずに入れたものの、展示会場内は混雑していて、思うように作品を観ることが出来ませんでした。
好みにも寄ると思いますが、時間の無い方は一階よりも、だまし絵等のいわゆるエッシャーらしい作品がある二階に時間をかけて観るのが良いのではと思います。
上野の森美術館は展示室内のスペースにはトイレが無いので、展示室に入る前に行っておくのがおすすめです。
会場の1階は空調が寒くて羽織ものがあると良いと思いました。2階は寒さが少し緩かったです。
見どころと感想
作品の製作年数でなく「科学」「聖書」「風景」「人物」「広告」「技法」「反射」「錯視」の8つの観点で作品が分類され展示されています。
なかでも二階の「錯視」のコーナーには、正則分割やだまし絵(トロンプ・ルイユ)の作品が多く展示され、エッシャー独自の「ありえない世界」が展開されていてとても見応えがありました。
今回の企画展のチケットや広告に使われている「相対性」や、自分が子供の時に美術の教科書で見た記憶がある「滝」等のおなじみの作品に会えて感動しました。
一番感動したのは「言葉(地球、空、水)」でエッシャーの世界観や作品の美しさに引き込まれ、鳥肌が立つくらいの衝撃を受けました。
音声ガイドはバカリズム
ナビゲーターはバカリズムさんで、約30分で550円です。
バカリズムさんの声は聴き取りやすかったです。
内容は、聴き応えがあったという印象ではないのですが、「でんぐりでんぐり」という作品の、昆虫のような虫に車輪と人間の足が三組付いたキャラクターの解説を聞けたことがよかったです。
「でんぐりでんぐり」 の作品自体に、日本語でない言語で解説がびっしり描かれていて、これが「ペダルテルノ~ (長く続きます)が通称。自然界における車輪のかたちの欠如に対する不満から生まれた。転がりながら前進するチカラを持った生き物。・・・」 とのことで、吹き出してしまいました。
展覧会イメージソングのサカナクションの「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」を聴きながら展覧会を観ることが出来ます。
大阪の「あべのハルカス美術館」等に巡回
上野の森美術館での展示の終了後は、展覧会は大阪の「あべのハルカス美術館」、福岡、愛媛に巡回します。
エッシャー展の鑑賞、とてもお勧めです!!
<現在開催中の企画展です>
エッシャーを開催している上野の森美術館のある上野公園では、国立西洋美術館でミケランジェロ展が、東京都美術館でプーシキン美術館展が開催されています。
ミケランジェロ展では、日本初公開のミケランジェロ作品2点の彫刻の美しさに感動しました。
プーシキン美術館展では、ロシアのプーシキン美術館所蔵のモネを始めとした印象派を中心とした絵画を巡って、まるでフランスを旅しているような気分になりました。
新宿では100%ターナーと広告されている、全作品ターナーのターナー展が開催されており見応えがあります。
<美術館・絵画・アートについての情報があるトラコミュです♪>
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安曇野大王わさび農場はボートで黒澤明監督の「夢」の水車小屋と吉田拓郎の「月夜のカヌー」の木を見れる!!
安曇野大王わさび農場でクリアボートに乗ってみた!
長野県安曇野市にある信州安曇野大王わさび農場で、クリアボートに乗って写真を撮ってきました。
この清流・蓼川(たでがわ)は、黒澤明監督の「夢」の水車小屋と吉田拓郎の「月夜のカヌー」のブックレットの木があるオタクの聖地でした!
<目次>
安曇野大王わさび農場
施設の概要
大王わさび園は、1917年に開場した、日本最大規模のわさび園です。敷地内に清流やレストラン、大王窟や開運胴、大王神社や橋等があります。詳しくは施設のHPや次のとおりです。
長野県安曇野市にあるわさび農場。大王農場、大王わさび園とも呼ばれる。1917年(大正6年)に開場した。有限会社大王が運営している。
北アルプスからの湧き水を利用した安曇野わさび田湧水群の一角にある、日本最大規模のわさび園であり、年間約120万人が訪れる安曇野随一の観光スポットである。雑草の生い茂る原野を20年の歳月をかけ完成させた。「大王」は敷地内にある大王神社に由来し、この神社は民話に登場する八面大王の胴体が埋葬されているとされる。わさび田に引かれる湧水は一日12万トンで、水温は年間通して12℃。収穫は年間通して行われる。直射日光に弱い為、4月から9月末まで黒い寒冷紗でわさび田を覆う。また、ここは黒澤明監督の映画『夢』のロケ地としても知られる。売店での名物はわさびソフトクリーム、わさびコロッケ。 山葵の栽培品種は、長野23号、真妻、正緑、などがある。
(Wikipediaより引用 大王わさび農場 - Wikipedia 2018年6月)
アクセス
施設のマップ
場内施設MAPは信州安曇野大王わさび農場のHPからお借りしました。
今回は地図に色付き丸印を付けた次の4つの紹介です。
・蓼川(たでがわ)の清流の3基の水車小屋(地図:青)
・わさび園にかかる橋(地図:ピンク)
・レストランで食べた生わさび付きローストビーフ丼(地図:赤)
・本わさびアイス最中 (地図:黄緑)
クリアボートで黒澤明監督の「夢」の水車小屋と吉田拓郎の「月夜のカヌー」の木のオタクの聖地へ!!(地図:青)
場内施設MAPに青印を付けたところにある、蓼川(たでがわ)の清流がめっちゃ綺麗なんです~!!
川の水が澄んでいて、川の中にたくさん生えている美しい緑の植物がよく見えました!!
(カメラの先輩方、この写真ではPLフィルターを付けた方が水面の写真の反射を防げて水中がもっと綺麗に撮影できたでしょうか?)
蓼川では、安曇野汽船のクリアボート漕ぎを楽しむことが出来ます。
ボート漕ぎの所要時間は約20分で、大人は1回1,200円で乗ることができました。
運行期間や休業もありますので、行かれる際には安曇野汽船のHPを要チェックです!!
体力に自信が無い自分も参加出来るアクティビティだったので、久しぶりの団体戦(皆で力を合わせてオールを漕ぐ)がとても楽しかったです〜!
クリアボートの「クリア」の名前の由来を聞くのを忘れてしまいましたが、ボートの底に、直径20~30cmくらいの丸く透き通った部分があり、川に生えている植物が見えたので、それのことかな~と思います。
まず上流へ向かってガイドさんの音頭に合わせてボートに乗った皆でオールを漕いでいき、下流へは何もせずに景色を楽しみながら流れていって、また出発地点までオールを漕いでフィニッシュでした。
吉田拓郎のアルバム「月夜のカヌー」のブックレットの木
上流から下流に向かって流れて行く時に見れるこの木はコゴメヤナギと言って、歌手の吉田拓郎さんのレコードかCDのジャケットの裏表紙の撮影に使われた木だそうです。
吉田拓郎さんのファンが、この木を見るために全国から来られるそうです。
ボートに乗らなくても木を見ることが出来ますが、ボートに乗ればより近くに迫れます。
ボートの淵から清流の水を見ると本当に綺麗で、緑の細長い葉の植物がたくさん生えているのが見えました。
ガイドさんによると、食べられるレタス類の植物もあるのだそうです。
魚もいるそうですが、ボートや人が近づくとすぐわかるくらい水が澄んでいるので、警戒してすぐに逃げてしまって見れないとのことでした。
さらに下っていくと、右手に3基の水車がゆっくりと回っているのが見えてきました。
黒澤明監督の1989年の映画「夢」のロケに使われた水車小屋
ガイドさんが、
「あの水車は、黒澤明監督の映画の「夢」に使われたんですよ~!!」
「水車の部分は、このボートに乗らないと観ることが出来ません。それで、たくさんの黒澤監督ファンがこのボートに乗られるんですよ~!!」
と案内してくれたまさにその時、横にいる方が
「はい!!それで乗りました〜!!」
と言ったのでビックリしました!!
聖地巡礼中だったのですね~!!
ボートを降りて観た水車小屋
ボートから降りた後に、水車小屋まで歩いて行ってみました。
水車小屋にはこんな案内が貼ってあり、黒澤明監督の映画の「夢」のロケに使われた説明が書いてありました。
左の写真は、アオハタトンボの写真です。
ボートに乗っている時に、黒っぽい艶のある羽を持った虫が飛んでいて、綺麗な蝶々だ~と思って見ていると、ガイドさんが「あれはトンボなんですよ〜。珍しい種類なんですよ」と言っていました。
ラッキートンボだそうで、見ることができてラッキーでした♪ (*^^*)
わさび園にかかる橋(地図:ピンク)
わさびは、直射日光に弱いとのことで、4月から9月末までは黒い寒冷紗でわさび田をカバーするそうです。
ちょうど今回はそののタイミングだったので、わさび田は黒いシートで覆われていました。
レストランで食べた生わさび付ローストビーフ丼(地図:赤)
大王わさび園には、蕎麦を食べられる「そば蔵 大王店」と、レストランがあります。
レストランで、生わさび付ローストビーフ丼をいただきました。
生わさびを自分でするのも、アクティビティのひとつですよね。
フレッシュなワサビ、つーんと鼻にきましたが、ローストビーフに付けながらいただくと美味しかったです。
ローストビーフ丼のどんぶりに渡してある、茎が長い葉はワサビの葉とのことでした。
レストランは食券を買って、呼ばれたら食事トレーを取りに行き、食べ終わったら返却場所にトレーを戻しにいくカジュアルスタイルです。
外観も内装も雰囲気がありました。
本わさびアイス最中(地図:黄緑の売店)
レストランからもう少し奥に進んだところに売店があり、本わさびアイス最中が販売されていたので買ってみました。
大王わさび農場のわさびペースト入りで、辛さに泣いているキャラクターの絵のパッケージだったので、それはそれは辛いのだろうと覚悟して食べました。
すると、これが爽やかで少しだけ辛味のあるシャリシャリのシャーベットが最中に入っていて、とても美味しかったのです!!
軽く食べられてしまいました。
お勧めです~!!(^^)
<使ったカメラとレンズ>
今回のカメラは、旅行に行く時に使うことが多いミラーレスカメラのPanasonic ルミックス DMC-GM1と、レンズはパナソニック 14-140mm F3.5-5.6 H-FS14140を持って行きました。
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震災で大量の本に埋もれて亡くなった方がまた・・。やはり電子書籍か自炊の電子化が良いかも
大阪府北部の地震で崩れた本に埋まって亡くなった方がいて気の毒です・・
今回の地震でも大量の本に埋もれて亡くなった方がいらっしゃると知り、とてもいたたまれない気持ちになりました。
本もたくさんあると危険だと思いますが、本を収納している本棚にホコリがつかないようにガラス戸などが使われているとさらに危ないなぁと思いました。
そして人ごとではないと思いました。
私の持ち物には本や紙物がとても多いのです。
そしてその部分の断捨離がいっこうに進みません。。
これから買う本は電子書籍か読んだらすぐに手放す
これから買う本については印刷された写真の仕上がりのクオリティ等に価値がある本以外は、電子書籍にするか、一度読んでしまえば手放しても良い本については、すぐにメルカリで売ってしまおうと考えています。
問題は今持っている本をどうするか。自炊の挫折経験あり。
問題はすでに持っている本です。
写真が美しい洋書は、大きくて厚くて重いんですが、写真を眺めるのが楽しいのでそのまま持っていようと思っています。
電子化しても何も問題がない本については自炊で電子化しようと思うのですが、この手作業がものすごく大変なのです。(もしかしたら手際がいい人はいるかもしれません)
以前ブログに書いたことがありましたが、本の表紙と裏表紙と背表紙を取り外して、さらにくっついているページを1枚1枚ばらすのがとても労力と時間がかかって疲れてしまいました。
自炊向けに使える裁断機が数万円であり、それを使うと早いようなのですが、そこまで投資するのと、またかさばる物を増やすことに気か引けてしまい購入を見送っています。
本当に思いきれないんですけれど、いつか読むかもしれないと言う気持ちは捨てて、メルカリで売るか、メルカリでも売れないようなら図書館に寄付するのが良いかなと思いました。。
近畿地方の大きな地震で断捨離を進めなければと身につまされる
近畿地方の皆様、お体をご自愛ください
どうぞお気をつけてください
今朝、大阪府北部を震源地とした震度6弱の大きな地震が起きた事は、通勤途中で知り大変ショックでした。
被害に合われてしまった方になんと申し上げたらいいかわかりませんが、どうぞお体をご自愛ください。
ガスがしばらく停止される地域もあるようで、本当に大変だと思います。。
断捨離を進めなければと身につまされました
Twitterで、ご自宅内で家財が倒壊した写真を見かけたりしました。突っ張り棒が倒壊を防ぐには十分ではなかったそうです。
今持っている食器を入れる食器棚がついた大きな家具が欲しいと思って探していましたが、それは購入せずに高さの低い家具を使ってこれからも暮らしていこうと思いました。
時々ブログを拝見していたミニマリストさんなどは、少なく整えた身の回りのものを背の低い家具に入れて暮らしていて、手入れも楽で時間が取られないと同時に、なによりもとても安全そうだと思っていました。
そして有事の際にも、とても身軽に動けそうだなと感じていました。
やはり断捨離を着実に進めて、本当に必要なものだけを身の回りに置いた安全な暮らしをしたいと思いました。
これは先日、我が家のキッチンで不意に落ちた壁掛け時計です。とても気に入っていましたが割れてしまいました。でも、誰も怪我をしなくてよかったです。
(右下の白い画びょうは、時計を画びょうにかけていたのではなくて、時計が落ちる時にぶつかって落ちたものです)
こういうこともあるので、いろいろなものを安全を確かめながら暮らしていかなければならないなと思いました。
ターナー展は全作品ターナー!版画の技法の勉強や色鉛筆画やぬり絵の参考に!少し混雑してました
新宿の「ターナー 風景の詩」@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に行ってきました!!
会期は7月1日までで、残すところあと2週間になりました!!
<目次>
展覧会開催概要。なんと、100%ターナー!!
100%ターナーという広告のキャッチコピーのとおり、日本初出品を含む全作品が、イギリス風景画の巨匠、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)のものという豪華な展覧会です。展示作品は、主に自然の風景を描いた水彩、油彩、版画の作品で約120点です。
会期
4月24日(火)~7月1日(日)
※月曜日休館 (ただし4月30日は開館、翌5月1日も開館)開館時間
10:00~18:00(ただし5月9日(水)、16日(水)、6月26日(火)~30日(土)は19:00まで)
※入館は閉館30分前まで
会場
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
アクセス
新宿西口より徒歩5分
観覧料、前売券情報
一 般:1,300円(1,100円)( )内は20名以上の団体料金および前売料金
大・高校生:900円(700円)※学生証を提示
65歳以上:1,100円 ※年齢のわかる物を提示
中学生以下:無料 ※生徒手帳を提示※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示の本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方は本人のみ無料。
出展:展覧会概要 | ターナー展 2018|京都・東京・郡山
構成
4つの章の「地誌的風景画」「海景‐海洋国家に生きて」「イタリア‐古代への憧れ」「山岳‐あらたな景観美をさがして」で、ターナー独特の光や空気感に包まれた作品が紹介されています。
混雑具合
会期終了まで、あと2週間に迫ったためか、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催されるいつもの企画展より混雑していた印象です。人が多いので、思ったようにスムーズには観れませんでした。昨日の土曜日の午後14:30くらいに入り、企画展会場最後にある常設のゴッホのひまわりや、セザンヌ、ゴーギャンの絵もじっくり観たところ、会場を出るまでに2時間半くらいかかりました。
(美術館のフロアがある、損保ジャパン日本興亜本社ビルの42階に展示されている、撮影OKなゴッホの《ひまわり》のレプリカです)
音声ガイド
ナレーターは声優の窪田等さんで、約20分で540円です。
音声ガイドのサンプルを公式HPで試聴することが出来ます。
図録・音声ガイド・グッズ | ターナー展 2018|京都・東京・郡山
声が落ち着いていて良かったと思います。
間の取り方が少し長めのところがあって、その絵の説明は終わったなと思ったら、続いた、ということがたびたびありました。
絵を見ればだいたいわかるような、単なる外観の説明はあまり要らなかったと思います。
各作品に付いている解説文と、ガイドが重複しているところが多めでした。展示されていた版画にはたくさんの技法が使われていたので、それについての解説が多く欲しかったです。
少し厳しめの評価になってしまいました。m(__)m
(美術館のフロアがある、損保ジャパン日本興亜本社ビルの42階に設置されていたフォトスポットです!)
見どころと感想
とても有名な大傑作という作品は無かったのかもしれませんが、なんといっても100点を超える展示作品が、全てターナーのものというのがとても素晴らしかったと思いました。会場が混雑していたのは、そのためもあったかもしれませんね。以下は個人的な感想です。
・展覧会のチケットにも使われている、油彩画の《ソマーヒル、トンブリッジ》は、視点が手前からだんだんと丘の上の建物に上がって行くように描かれているとのことで、遠近法がとても興味深かったです。
・版画や、絵の描き方における色々な技法が紹介されていて勉強になりました。版画のエッチングやエングレービング等の、作品の仕上がりの差が興味深かったです。
・勉強不足でターナーに版画の作品が多かったことを知りませんでした。彫りの工程を担当していた技師に、ターナーがクレームを出すほど仕上がりにこだわっていただけあって、とても精緻で素晴らしい作品が多かったです。油彩画や水彩画とは違う魅力を持った作品がありました。
・ヴィニェットという、本の挿絵の作品が、小さかったですが色鉛筆と水彩が使われていて色や世界観がとてもファンタジックで美しかったです。色鉛筆画やぬり絵等をする時のお手本にしたいと思いました。原本を手に入れるのは難しいですが、展覧会で絵をしっかり目に焼き付けられればと思いました。
7月7日から郡山市美術館に巡回
新宿での展示の終了後は、展覧会は郡山市美術館に巡回します。今回のターナー展には郡山市美術館の所蔵作品も多かったです。
ターナーのヌードの作品が横浜美術館のヌード展で展示中
横浜美術館で6月24日まで開催中のヌード展で、ターナーの描いたヌードの作品を観ることが出来ます。
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